スカラップウォール

スカラップウォールとは

内装用 ホタテ貝殻焼成
Ca漆喰仕上材
従来の漆喰から一段と進化した天然由来の内装仕上材。主成分はホタテの貝殻を粉砕し高温で焼成した酸化カルシウムで、完全な自然素材でありながら様々な高機能を持ち、心地良い室内環境を創出します。

日本の気候に
最適な調湿性

漆喰には、耐久性や防火性に加えて屋内環境を最適化する機能が備わっており、古くから神社仏閣や城郭、武家屋敷、土蔵等で使用されてきました。下地が昔ながらの土壁の場合は、吸湿と放湿を気候に合わせて調整することができます。
これらに加えて、スカラップウォールは下地が石膏ボードであっても、ホタテ貝灰が優れた調湿機能を発揮するため、湿潤な日本の気候に最適な内装材です。

進化した漆喰を
身近な存在へ

スカラップウォールは、塗料のようにローラー塗りやハケ塗り、吹き付けで手軽に扱える優れた施工性を有しており、従来の漆喰のように高度な左官技術を必要としません。
石膏ボードに塗装する際は下地処理なしで直接塗装できるため、下地材料費と更なる工期の削減が期待できます。手間と時間とコストを要するこれまで漆喰のイメージを刷新し、より身近に誰もが快適な空間を創出できます。

安心安全の
完全自然素材

無機物の自然素材のみを厳選した安心安全の内装材。化学物質を一切含まず、塗装を固化する際にも有機物を含む接着剤を使用しないため、シックハウス症候群の原因となるVOC(揮発性有機化合物)排出の心配はありません。
また、ホルムアルデヒドなどの化学物質を吸着・分解や、消臭、抗菌効果があり、常にクリーンな空気を維持できる高機能素材です。医療施設や高齢者施設、幼稚園などで安心してご使用いただけます。

貝殻を再利用した
エコ建材

原材料には、本来であれば産業廃棄物として処理されるホタテの貝殻をリサイクル活用しています。ホタテ貝は、貝殻形成時にその44%に相当するCO2を固定するため、建材にすることでCO2の削減にも貢献。
また、その生産体系は、従来の漆喰のように山を削って原材料の鉱物を採取する体系とは異なった生態サイクルです。様々な観点から、持続可能な社会に貢献する資源として注目されています。

快適をつくる7つの機能

安全自然素材の無機物のみを原料とし、合成樹脂や有害化学物質は一切使用していません。VOC(揮発性有機化合物)によるシックハウスの心配もなく、内装制限の規制を受けません。

耐久無機物のみを原材料とすることに加え、ツノマタやセルロース等の有機物バインダーを必要としない特許製法により硬化するため、経年劣化しにくく長寿命です。

調湿ポーラス形状(多孔質)であるため、通常の漆喰以上の吸放湿性能を発揮。石膏ボード等の調湿機能を持たない下地が普及した現代建築でも、湿度を適度にコントロールします。

不燃暮らしに安心と安全をもたらす不燃材料です。成分に可燃性のものを含んでおらず、万が一火災が起きてしまった場合でも材料から有毒ガスが発生することはありません。

消臭ポーラス形状のホタテ貝灰は、臭気の代表的な原因物質であるアンモニアを吸着・分解します。長期に渡る消臭効果で、生活臭の不快感を軽減します。

抗菌アルカリ性で強い殺菌効果を持ち、雑菌類を殺菌することで室内の空気を清潔に保つと共にカビなどの発生を抑制します。公共施設や病院、幼稚園等で安心してご使用できます。

和光ポーラス形状には、光を直線的に反射させる従来の漆喰とは異なり、光の反射を和らげつつ美しい色光を放つ特性があり、目に優しい心地よい空間を作ります。

スカラップウォールの
性能試験結果はこちら

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ラインナップ・製品詳細

塗布・塗りタイプ経済産業省 新連携事業計画 法認定

塗料のように手軽に取り扱える塗布・塗りタイプ。シーラーなどの下地処理なしで直接石膏ボードに施工でき、ローラーや刷毛を使用した手軽な塗りや、吹き付けで広範囲へ塗布するなど、状況に応じて施工方法を選べる内装仕上材です。

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漆喰タイプ 

コテ塗りのパターンによって、重厚な雰囲気と様々な表情を演出することができる漆喰タイプ。接着剤を使わない無機物だけでつくられた安心安全の自然素材でありながら、元来の漆喰以上の性能を発揮します。※漆喰タイプは下地処理が必要です。

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導入事例

LAERA

個人住宅※着色される場合は色粉をご用意ください。(無機系顔料推奨)

LAERA

個人住宅

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